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福島恵一

Author:福島恵一
プログレを振り出しにフリー・ミュージック、現代音楽、トラッド、古楽、民族音楽など辺境を探求。「アヴァン・ミュージック・ガイド」、「プログレのパースペクティヴ」、「200CDプログレッシヴ・ロック」、「捧げる-灰野敬二の世界」等に執筆。2010年3~6月に音盤レクチャー「耳の枠はずし」(5回)を開催。2014年11月から津田貴司、歸山幸輔とリスニング・イヴェント『松籟夜話』を開催中。

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「実験音楽とジャズ」@いーぐる
音盤レクチャー「耳の枠はずし」については2/24の記事(カテゴリー:レクチャー日程)をご覧ください。

柴俊一さんのレクチャー行ってきました。
かかった曲目(というか作曲者or演奏者)は次の通り。
①~③ムーンドッグ
④コンロン・ナンカロウ
⑤ラモンテ・ヤング
⑥オーネット・コールマン「フリー・ジャズ」
⑦ケージ「ピアノとオーケストラのためのコンサート」
⑧テリー・ライリー「シュリ・キャメル」
⑨ポーリン・オリヴェロス「ザ・ルーツ・オヴ・ザ・モーメント」
⑩ムシカ・エレットロニカ・ヴィーヴァ「スペースクラフト」
⑪ポルヴェクセル「ポルヴェクセル」

 「実験音楽とは」との定義的なところから始まり、エキセントリック、ストレンジャー等の特徴や即興演奏等の原理を紹介し、ジャズの枠組みの縁を意識しながら進めるというまじめかつジャズ喫茶の聴衆を慮った展開。フィリップ・ロベール著「エクスペリメンタル・ミュージック」(NTT出版)自体は、もっとルーズでいい加減な面白主義の本ですけどね(←ほめてます)。
 レクチャー後の質疑で「⑦が面白くなかった」という意見が続出。高評価は⑩⑪で、これはフリーを経た人には聴きやすいですよね。⑦ケージは私もよく知らなかったけど、1957~1958年の作品なんですね。図形楽譜+易経仕立てで、ピアノとオケの音色がポツンポツンと‥。「音色が従来のもので『サウンド』として聴けない」のとテンションが上がらないのが不評の理由のようでした。初演(ケージの作曲家活動25周年記念コンサート@ドナウエッシンゲン)でも、「早く終わらせろ」とばかりに途中で拍手が起こったそーです。同時期のヨーロッパの作品は構造バリバリだから、比べて聴けば、音色は似ているのに構成はスカスカ(「風通しがよい」というべきか)なのが際立ったかもしれません。
 今日かかったのは、ペトル・コティーク指揮のCDのようでしたが、デヴィッド・チュードアとアンサンブルモデルンがやったDVDもあるみたいですね。これはちょっと観てみたいかも。

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ライヴ/イヴェント・レヴュー | 22:31:18 | トラックバック(0) | コメント(0)

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