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福島恵一

Author:福島恵一
プログレを振り出しにフリー・ミュージック、現代音楽、トラッド、古楽、民族音楽など辺境を探求。「アヴァン・ミュージック・ガイド」、「プログレのパースペクティヴ」、「200CDプログレッシヴ・ロック」、「捧げる-灰野敬二の世界」等に執筆。2010年3~6月に音盤レクチャー「耳の枠はずし」(5回)を開催。2014年11月から津田貴司、歸山幸輔とリスニング・イヴェント『松籟夜話』を開催中。

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映像によるLAFMS(補足)  LAFMS on Video(supplement)
 前回「映像によるLAFMS」でご紹介いたしましたイヴェント「Slow Life Avant=Garde Tochigi」の模様が、主催されたArt into Lifeさんのブログに写真で掲載されています。以下のURLをご覧ください。
http://artil.exblog.jp/14796557/




 最初の写真は壁の鏡に写った会場であるカフェの店内。物販コーナーになっていて貴重なブツがずらり。ちらりと「Darker Scratcher」のLPが見えているのに、目ざとい方はお気づきのことでしょう。かかっているTシャツは、イヴェント終盤のインターミッション時にばんばん売れてました。

 その後は開場前の店内の様子、ごくごく秘密裏に小規模で‥という感じが伝わって来ます。スクリーンも白布を張っただけの即席のものですが、ご覧のように充分見やすいプレゼンテーションでした。ジョー・ポッツ個展のちらしとか、今となっては超貴重映像ですよね。こうした画廊・ギャラリー系からマイナー音楽が入ってくるということはままあって、ジャン・デュビュッフェの自主制作アナログ・ディスクなども、60年代当時にこの流れで日本に入ってきていたようです。

 上記ブログ掲載の写真をみていくと、いきなりエロい女性の顔のアップが出てきてびっくりしますが、自動販売機で売られていた伝説の雑誌「Jam」の表紙写真です。科補(科伏)=坂口さんがLAFMSや米国西海岸NW等の紹介記事を書かれていました。エロ雑誌の衣をまとった過激アングラ文化マガジンというところでしょうか。現在の衛生的な「サブカル」よりも、もっとヤバイ感じ。工作舎「遊」からの流れもあるし。この「Jam」の後身がガセネタ→タコの山崎春美編集による「Heaven」。「自販機 Jam Heaven」とかで検索すると、いっぱい情報が出てきます。70年代末から80年代にかけてですね。この辺の流れが「ピテカントロプス教養主義」みたいな形で浮上して、「Heaven」も「フールズ・メイト」に雑誌内雑誌の体裁で載ったりしてました。この辺の事情は自身、当事者の一人である(「Heaven」等に書いていた)香山リカ「ポケットは80年代がいっぱい」(バジリコ)が詳しいです。

 LAFMSに限らず、Art into Lifeの品揃えはスゴイですよ。ぜひのぞいてみてください。


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ライヴ/イヴェント・レヴュー | 14:15:19 | トラックバック(0) | コメント(0)
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