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福島恵一

Author:福島恵一
プログレを振り出しにフリー・ミュージック、現代音楽、トラッド、古楽、民族音楽など辺境を探求。「アヴァン・ミュージック・ガイド」、「プログレのパースペクティヴ」、「200CDプログレッシヴ・ロック」、「捧げる-灰野敬二の世界」等に執筆。2010年3~6月に音盤レクチャー「耳の枠はずし」(5回)を開催。2014年11月から津田貴司、歸山幸輔とリスニング・イヴェント『松籟夜話』を開催中。

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本日、「耳の枠はずし」第2回開催します
本日、4月4日(日)15:00~18:00、吉祥寺Sound Cafe dzumiにおいて、音盤レクチャー「耳の枠はずし-不定形の聴取に向けて」第2回を開催します。
今回のテーマは「野生の耳がとらえる音景」。

前回、デレク・ベイリーから「音響」以降まで、素材との格闘を通じて、自らの意識の暗がりを探り、沈黙の力動に触れていった演奏者たちをたどりました。今回は、これに対して、トラッド演奏への関わりから、自然の生成流動に眼を凝らし、耳を傾け、身を浸して、ざわめきと向かい合っていった演奏者たちを取り扱います。代表はやっぱりミッシェル・ドネダですね。

あわせて、プリミティヴとヨーロッパの成立、複製技術を通じた新たな近くの枠組み等にも触れていきます。どうぞご参加ください。

自然の生成流動という時、浮かぶのがアンドレイ・タルコフスキー。「鏡」で渦巻く草原と洗面器の水に放たれ乱れる母親の髪の毛。「ソラリス」でゆらゆらともつれる水草やティー・カップにつがれた紅茶の表面に降る雨。「ノスタルジア」でちっぽけなロウソクの炎を守りながら、空っぽの湯治場を渡る苦行なんて、ドネダの「息の柱」による演奏そのものです。ほどけてはまた結ばれる乱流の劇場。

写真は「ソラリス」から。小川の流れに揺れる水草が、後ろに少し見えますね。



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レクチャー内容 | 10:53:56 | トラックバック(0) | コメント(0)
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