2013-01-08 Tue
多田雅範、益子博之の2人のナヴィゲーションにより、NYジャズの最先端をリサーチする「四谷音盤茶会/yotsuya tea party」の第8回が来る1月27日(日)に綜合藝術茶房喫茶茶会記(四谷三丁目)で開催される。今回は新年1月とあって、恒例の年間ベストテンも発表される。彼らの評価が世界水準であることは、奇しくも昨年1月発表の2011年ベストテンが、NYで活躍するミュージシャンたちの選出と高いシンクロ率を示したことでも明らかだろう(ちなみに他の国内メディアはこのシーンの動向を全くと言っていいほどトレースできていない)。とまれ注目のイヴェントである。詳しくは次のURLを参照されたい。
http://gekkasha.jugem.jp/?cid=43767
また、次の多田による案内も参照のこと。
http://www.enpitu.ne.jp/usr/bin/day?id=7590&pg=20121222
以下は上記サイトからの一部転載。
masuko/tada yotsuya tea party vol. 08: information
益子博之=多田雅範 四谷音盤茶会 vol. 08
2013年1月27日(日) open 18:00/start 18:30/end 21:00(予定)
綜合藝術茶房喫茶茶会記(四谷三丁目) ※案内図参照
ホスト:益子博之・多田雅範
ゲスト:織原良次(フレットレスベース奏者/作曲家)
参加費:1,200 (1ドリンク付き)
今回は、2012年第4 四半期(10~12月)に入手したニューヨーク ダウンタウン~ブルックリンのジャズを中心とした新譜CDのご紹介と、2012年 年間ベスト盤の選考結果を発表します。10年代に入って早くも3年目、ジャズ~即興音楽等の地殻変動はいよいよ顕在化しているように感じられます。
ゲストは、ベース奏者/作曲家の織原良次さんをお迎えすることになりました。ご自身のバンド「織原良次の色彩感覚」での活動の傍ら、若手からヴェテランまで、ジャズ系だけでなく、幅広いジャンルのミュージシャンから信頼を寄せられています。また、ソロでBGA(Back Ground Ambient)『透明な家具』という活動も展開、音響的なサウンドにも積極的に取り組んでいます。そんな織原さんの目や耳に我々の捉える地殻変動はどのように映るのか、その辺りをお聞きできればと考えています。お楽しみに。(益子博之)
織原良次(おりはら・りょうじ)
1980年生れ。大学時代からフレットレスベースに専念し、ジャズシーンにて活動を始める。2003年に山田里香(vo)、小池龍平(gt,vo a.k.a.bonito、Hands of Creation)とブラジル音楽を独自の解釈で演奏する『Bophana』を結成、2007年メジャーデビュー。同時期、ジャズベーシスト鈴木勲『OMAsound』への参加でジャズシーンに頭角を現す。
2000年から参加する橋爪亮督(ts)GroupでCDを2枚リリース。クリエイティブ・ジャズ・シーンの最左翼に踊り出る。悶絶のフルート奏者、太田朱美のRiskfactorにて盛んに演奏活動、eweから水谷浩章(b)プロデュース『RiskFactor』をリリース。橋本学(ds)トリオで伊藤志宏(pf)とともに美的音楽追究中。
畠山美由紀(vo)ジョニ・ミッチェル・ナイトに笹子重治(gt)と共に参加、共演を重ねている。青羊(vo,gt)の『けもの』の仲間としての活動も特筆すべきものがある。遠藤律子FRV!にて2009年南米(ボリビア、ペルー、ベネズエラ、パラグアイ)ツアー、2010年には米モンタレー・ジャズ・フェスティバル、ペルーで演奏。
他現在、野本晴美トリオ、江藤良人funk jones、小松伸之gravity,大槻カルタ英宣vertical-engine、行川さをり、横山達治グループ、松尾由堂ボナンザ、寿永アリサcom maestro、滝野聡group、小林幹5での活動も精力的に行っている。
「織原良次の色彩感覚」にて自身の曲を演奏。2010年からはBGA(BackGroundAmbient)『透明な家具』を主催。

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