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福島恵一

Author:福島恵一
プログレを振り出しにフリー・ミュージック、現代音楽、トラッド、古楽、民族音楽など辺境を探求。「アヴァン・ミュージック・ガイド」、「プログレのパースペクティヴ」、「200CDプログレッシヴ・ロック」、「捧げる-灰野敬二の世界」等に執筆。2010年3~6月に音盤レクチャー「耳の枠はずし」(5回)を開催。2014年11月から津田貴司、歸山幸輔とリスニング・イヴェント『松籟夜話』を開催中。

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2012年に聴いた20枚  My Favourite 20 Disks in 2012
 音楽サイトmusicircus恒例の企画「○○年に聴いた10枚」に今年も参加させていただいた(※)。選盤リストは以下の通り。ぜひ以下のURLでコメント及びジャケット写真付きでご覧ください。
※ http://homepage3.nifty.com/musicircus/main/2012_10/


1 V.A. / Wandelweiser und So Weiter (another timbre)
2 Jakob Ullmann / Fremde Zeit - Addendum (Edition RZ)
3 V.A. / John Cage Shock vol.1〜3
4 Gunter Baby Sommer / Songs for Kommeno (Intakt)
5 Henry Thredgill Zooid / Tomorrow Sunny/The Ravelry.Spp (Pi Recording)
6 Charlotte Hug, Frederic Blondy / Bouquet (Emmanem)
7 Philip Corner / Quiet Understanding (Quiet World)
8 John Butcher / Bell Trove Spools (Northern Spy)
9 Great Waitress / Lucid (Splitrec)
10 Anthea Caddy, Thembi Soddell / Host (room40)
11 300 Basses / Sei Ritornelli (Potlatch)
12 Lucio Capece / Zero Plus Zero (Potlatch)
13 不失者 / まぶしい いたずらな祈り (Heartfast)
14 Satomomagae / Awa (Satomimagae)
15 紫絃会 / 春鶯囀一具 (日本伝統文化振興財団)
16 The Mystic Revelation of Rastafari / The Spiritual Roots of Reggae (Retro)
17 Guyun Y Su Grupo / Canta Elisa Portal (Ahora)
18 I Listened to the Wind That Obliterates My Traces (Dust to Digital)
19 To What a Strange Place - The Music of the Ottoman - American Diaspora, 1916 - 1930 vol.1〜3 (Mississipi Records)
20 Jamaican Gospel vo.1 & 2 (Social Music Record + Tapes Club)

 今回は特別にお願いして20枚を選ばせていただいたが、1〜14は2012年の新譜としてディスク・レヴューで採りあげたものから選んだ。ブログ掲載のディスク・レヴューがあるものについてはmusicircusのご好意でリンクを張ってもらっている。なお、1〜3は現代音楽系の作曲作品。4〜12は即興を含む演奏で音の輪郭が明確なものから、よりサウンドスケープ的な音の輪郭の不明確に滲んだものへと並べている。13,14はポップ、ロック系から。14には2012年新人賞を贈りたい。15〜20は再発・復刻音源で2012年リリースでないものも含まれている。15の雅楽、16のレゲエ(ナイアビンギ)、17のフィーリン、18〜20のSP盤復刻は、いずれも昨年初めて扉を開けた新しい世界。

 ちなみに幅広い守備範囲と鋭敏なアンテナを誇る英国の音楽誌The Wireの2012ベスト20は次の通り。

1 Laurel Halo – Quarantine
2 Sun Araw & M Geddes Gengras meet the Congos – Icon Give Thank
3 Actress – RIP
4 Jakob Ullmann – Fremde Zeit Addendum
5 Jason Lescalleet – Songs About Nothing
6 CC Hennix & The Chora(s)san Time-Court Mirage – Live at the Grimm Museum 1
7 Bob Dylan – Tempest
8 Julia Holter – Ekstasis
9 Carter Tutti Void – Transverse
10 Ricardo Villalobos – Dependent and Happy
11 Scott Walker – Bish Bosch
12 Josephine Foster – Blood Rushing
13 Fushitsusha – Mabushii Itazura Na Inori
14 Haino/O’Rourke/Ambarchi – Imikuzushi
15 Death Grips – The Money Store
16 Emptyset – Medium
17 Dean Blunt & Inga Copeland – Black is Beautiful
18 Andy Stott – Luxury Problems
19 V/A – Wandelweiser und so Weiter
20 Morton Feldman – Crippled Symmetry: At June in Buffalo


 共通して選盤しているのは4,13,19の3枚。他に手に入れて聴いているのは6,14,20だが20枚には挙げなかった。一部試聴などチェックしていたのは5,11,12といったあたり。日本で出版されている音楽誌と私の選盤とは1枚も重ならない可能性が高いから、これでもたいしたものか。ベスト20に灰野敬二が2作品入っているのは快挙。2010年のベスト30にJohn Tilburyが2作品入っていて感心したがそれ以上の評価。The Wireは日本のシーンを結構チェックしている。以前The Wireの2003年のランキングに、私がライナー・ノーツを執筆したEXIAS-J electric conception『avant-garde』(PSF)が選ばれて驚いたことがあったのを思い出した。



2012年に私自身が経験した大きな出来事としては、
やはり『捧げる-灰野敬二の世界』で
全作品ディスク・レヴューを
担当させていただいたことですね。
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ディスク・レヴュー | 21:47:54 | トラックバック(0) | コメント(0)
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