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福島恵一

Author:福島恵一
プログレを振り出しにフリー・ミュージック、現代音楽、トラッド、古楽、民族音楽など辺境を探求。「アヴァン・ミュージック・ガイド」、「プログレのパースペクティヴ」、「200CDプログレッシヴ・ロック」、「捧げる-灰野敬二の世界」等に執筆。2010年3~6月に音盤レクチャー「耳の枠はずし」(5回)を開催。2014年11月から津田貴司、歸山幸輔とリスニング・イヴェント『松籟夜話』を開催中。

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ライヴ告知2題 於ギャラリー・セプチマ  2 Live Information at Gallery Septima
 以前にこのブログで紹介したhofliこと津田貴司からライヴの案内をもらった。いずれも興味深い企画なので紹介しておきたい。

 まずは「逆まわりの音楽 その7」。以前にディスク・レヴューで採りあげた繊細なざわめきに満ちた音響ポップを奏でるminamoの参加にもそそられるが、遠く北欧から参加の1982は、以前に某通販ショップで作品を見かけ、LPしかないので購入を躊躇していたグループ。下記URLで聴くことのできるその演奏は、ヴァイオリンとオルガンの希薄なたなびきが石畳の床から冷気のようにたちのぼり、あるいは礼拝堂の仰ぎ見るヴォールト天井から緩やかに降ってくる魅惑的なもの。もちろん窓の外の物音に耳を澄まし続ける津田の、部屋の空気に沁み込んでいくだろうギター演奏も楽しみだ。
http://www.meditations.jp/index.php?main_page=product_music_info&products_id=7291

以下にSweet Dreams Pressのページ(※)から案内記事を転載しておく。ページでは1982はじめ、参加者による演奏風景の動画を見ることができる。
※http://www.sweetdreamspress.com/2013/10/blog-post.html


逆まわりの音楽、先に「その8」のほうをご紹介しましたが(こちら、10月27日です。来てネ!)、ようやく「その7」もアウトラインが整いました。会場はいつもの立川・砂川七番のギャラリー・セプチマで安永哲郎事務室と共同で企画している「逆まわりの音楽」の第7回目、今回はECMやルネ・グラモフォンから作品をリリースしてきた名うての名手が揃った北欧フリー/ジャズ・トリオの1982と、1999年の結成以来、世界を股にかけて活躍してきたエレクトロ・アコースティック・ユニットのminamo(現在もアメリカ・ツアー中!)、さらにアンビエントなギター奏者としてのたたずまいから領域を拡大させつつある津田貴司のお三方をお迎えします。秋の夜長に音と静寂、楽音と物音、360度の音世界に包まれる一夜をぜひ。平日のギャラリー・セプチマで密かな、しかしあまりにも濃密な体験ができること請け合いです。

10月16日(水)立川・砂川七番 ギャラリー・セプチマ(*)
東京都立川市柏町3-8-2/多摩都市モノレール砂川七番駅より徒歩2分
1982 ~シグビョルン・アーペラン(pf)、ニルス・ウックランド(fiddle)、ウィヴィン・スカルポ(ds)~、minamo、津田貴司
開場 7:00pm/開演 7:30pm 入場料 2,000円
予約:galleryseptima[a]gmail.comまで、タイトルをライブ予約とし、お名前・人数・ご連絡先を明記してお送り下さい

*http://galleryseptimablog.blogspot.jp




 続いては同じ会場での津田貴司と笹島裕樹によるデュオStilllifeのライヴ。笹島もまたそのフィールドレコーディング等による作品を、本ブログのディスク・レヴューで何回も採りあげたことのあるアーティストだ。津田の耳が聞こえるか聞こえないかのひそやかなざわめきに分け入り、耳の視線をどこまでも浸透させていくのに対し、笹島の耳は顕微鏡的に拡大された音響の切り裂くような速度に身じろぎもしない透徹した強度をたたえている。Stilllifeの演奏は彼ら自身により「非楽器・非即興・非アンサンブルという抑制の果てに立ち現れる、気配と静謐のフラグメント」と説明される。youtubeに投稿されたPV(☆)を見る限り、アコースティックな物音系インプロヴィゼーションと言えようか。サウンド・オブジェに触れ合う指先に感覚を集中させるにつれ、身体の輪郭が溶け出して意識が空っぽになり、耳の風景がピンホール・カメラのようにそのまま意識のスクリーンに投影され、手探る指の動きに連れて移り変わる。
☆http://www.youtube.com/watch?v=TC7xz4FDXts

 本来こちらが主役であるギター・アンサンブルによる間歇的/散逸的なサウンドの生起にも期待できそうだ。


 以下に会場であるギャラリー・セプチマの告知ページから転載しておく。

『Daisuke Miyatani Ensemble "utsuroi" リリースイベント』
Daisuke Miyatani待望の新アルバム『utsuroi』の発売を記念してリリースイベントを行います。この1曲のみ約40分のアルバムが本当に素晴らしいです。雨音のように、風に揺れる木の葉のように浮遊感たっぷりに鳴らされるギターたち。「ギターたち」というのも、このアルバムはたくさんのぽつりぽつりと鳴らされるギターの音色のみで構成されていて、一聴してひとりで多重録音したのかなと思ったのですが、そうではなく総勢15名のギタリストが他の音を知らない状態で録音されたそう。すごい。それを再現するべくこの日はなんと総勢13名のギタリストが集まり合奏します。きっとセプチマを空高く浮かび上がらせる、この日しか体験できない音楽をぜひお楽しみください。

<Daisuke Miyatani Ensemble メンバー>
Daisuke Miyatani
Takeyuki Hakozaki
Asuka Tanaka
Takahisa Umehara
Yutaka Hirasaka
Paniyolo
Yoshinori Takezawa
[.que]
Haruna Yuasa
Kouhei Harada
Go Koyashiki
Eiji Mitomi
Daisuke Ogura

時間:開場18:30/開演:19:00
料金:1500円+1ドリンク
出演:Daisuke Miyatani Ensemble、三富栄治、あおやままさし、Stilllife(津田貴司+笹島裕樹)
予約:galleryseptima[a]gmail.comまで、タイトルをライブ予約とし、お名前・人数・ご連絡先を明記してお送り下さい


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ライヴ/イヴェント告知 | 21:23:43 | トラックバック(0) | コメント(0)
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