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福島恵一

Author:福島恵一
プログレを振り出しにフリー・ミュージック、現代音楽、トラッド、古楽、民族音楽など辺境を探求。「アヴァン・ミュージック・ガイド」、「プログレのパースペクティヴ」、「200CDプログレッシヴ・ロック」、「捧げる-灰野敬二の世界」等に執筆。2010年3~6月に音盤レクチャー「耳の枠はずし」(5回)を開催。2014年11月から津田貴司、歸山幸輔とリスニング・イヴェント『松籟夜話』を開催中。

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『松籟夜話』第三夜へのお誘い  Invitation for "Syorai Yawa", Listening Event "Night Stories As Pine Tree Leaves Rustling in the Wind" The Third Night
 リスニング・イヴェント『松籟夜話』第三夜を、6月7日(日)に開催します。今回は、Francisco Lopezによるフィールドレコーディングを手掛かりに、熱帯雨林の表象と、聴覚による環境への想像力の在り方を掘り下げます。
 御大Francisco Lopezの登場に「おおっ」と色めき立つ声が聞こえてきそうですが、第一夜のMichel Doneda、第二夜のDavid Toop同様、今回のLopezもまた、私たちを導く道しるべ、彼方まで照らし出す灯台であって、たどり着くべき目的地、あるいは探査すべき対象ではありません。それゆえ、彼の全体像をとらえることは目指さず、聴くべき作品もコスタリカの熱帯雨林におけるフィールドレコーディング作品『La Selva』等が中心となります。
 と言いながら『La Selva』は、NaxosからリリースされたCD5枚組のLopez作品集成『Through the Looking Glass』に収録されるなど、彼の膨大なディスコグラフィにあって、代表作のひとつに挙げるべき作品と言えます。本作には彼自身によるライナーノーツが付されており、多作のあまりか、いい加減な紹介をされがちなLopezの作品世界について、わかりやすく、また射程の深い格好の「入口」を提供してくれます。今回はこのライナーノーツの内容にも触れる予定です。

 今回はLopez作品を「ハブ」として、数々の熱帯雨林フィールドレコーディング作品を聴き、耳により旅路を辿るだけでなく、言語表象や視覚表象を通じて熱帯雨林という特異な環境を走査してみたいと考えています。これにより、聴覚によって、音/響きを通じて、環境を蝕知/探針することの在りようと意味合いが、鮮やかに浮かび上がってくるのではないかと考えています。それは同時に、「フィールドレコーディング作品を聴くとはどういうことなのか」とか、私たちの掲げるキーワード「音響」「環境」「即興」の関係性等をも照らし出していくことでしょう。
このことについては、今回のテーマを設定するにあたり漠然と予感してはいたのですが、内容を詰めるためにリサーチを進める中で、ますます確信が深まってきた次第です。

というわけで、『松籟夜話』第三夜、どうぞご期待ください。



2015年6月7日(日) 18:00~(21時頃終了予定)
会場 ギャラリー白線(杉並区阿佐谷南1-36-14)
料金 1500円(珈琲付)

『松籟夜話』とは
音楽批評・福島恵一とサウンドアーティスト津田貴司による、フィールドレコーディングを中心に「聴く」ことを深める試み。
さまざまな音源を聴きながら、「音響」「環境」「即興」をキーワードに夜話を繰り広げます。
ギャラリー白線オーナー・歸山幸輔によるスピーカーとていねいに落とした珈琲もどうぞおたのしみください。

松籟夜話第三夜ちらし縮小版
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ライヴ/イヴェント告知 | 13:56:42 | トラックバック(0) | コメント(0)
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