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福島恵一

Author:福島恵一
プログレを振り出しにフリー・ミュージック、現代音楽、トラッド、古楽、民族音楽など辺境を探求。「アヴァン・ミュージック・ガイド」、「プログレのパースペクティヴ」、「200CDプログレッシヴ・ロック」、「捧げる-灰野敬二の世界」等に執筆。2010年3~6月に音盤レクチャー「耳の枠はずし」(5回)を開催。2014年11月から津田貴司、歸山幸輔とリスニング・イヴェント『松籟夜話』を開催中。

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「ビート・サウンド」16号出ました!
「ビート・サウンド」16号出ました。
巻頭特集は何と「ジャパニーズ・ロック&ポップス」。[音のチカラ]1960-1989と題して、厳選ディスク・ベスト50+αをどどんと。
このセレクションは執筆者5人(伊藤隆剛、小林慎一郎、土橋一夫、福島恵一、湯浅学)と編集部が、それぞれ30作品ずつリストアップしたものを単純集計したものです。表紙にもある通り、上位ははっぴいえんど、大瀧詠一、細野晴臣、山下達郎、矢野顕子、荒井由美、加藤和彦とおなじみの顔ぶれに。

ちなみに私の30選は次の通り。どーせ他の方が選ぶだろうと、はっぴいえんども、YMOも、細野晴臣も、ナイアガラも、ユーミンも、フリクションも、裸のラリーズも、浅川マキも、マジカル・バワー・マコも、頭脳警察も、パンタも、はちみつぱいも、ムーン・ライダーズも、高田渡も、非常階段も‥無しという偏ったセレクションです。ちなみにフリーや現代音楽系は、別枠で原稿を書くことになっていたので、あらかじめ外しています。太字が50選に選ばれたもの。それでも12枚も入ってるからいいか(打率4割)それにしてもジャックスも早川義夫も入らなかったのにはびっくりしました。

1968 ザ・フォーク・クルセダーズ / 紀元弐千年
1968 Jacks / Live
1968 早川義夫 / かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう
1972 あがた森魚 / 乙女の儚夢
1973 吉田美奈子 / 扉の冬

1973 J.A.シーザー / 国境巡礼歌
1974 三上寛 / BANG !
1974 四人囃子 / 一触即発

1975 Brast Burn / Debon
1976 憂歌団 / 生聞59分
1976 森田童子 / マザー・スカイ
1977 佐井好子 / 胎児の夢

1977 友川かずき / 千羽鶴を口にくわえた日々
1979 灰野敬二 / わたしだけ?

1979 アーント・サリー / アーント・サリー

1979 新月 / 新月

1980 Nachiko / 1st(薬屋の娘)
1981 Phew / Phew

1981 加藤和彦 / ベル・エキセントリック

1981 Noise / 天皇

1983 After Dinner / Glass Tube

1984 須山久美子 / Les Chansons Qui Filent Du Reve...
1984 A-Musik / e ku iroju

1984 シェシズ / 約束はできない

1984 Lacrymosa / Lacrymosa
1986 ルナ・パーク・アンサンブル / 虫喰いマンダラ
1986 高橋鮎生 / Nova Carmina
1986 Killing Time / Filling Time with Killing Time
1989 不失者 / 1st
1989 Merzbow / Scum

別原稿では次のようなアーティストを採りあげています。選に漏れたものを拾うのではなく、別の視点/基準で‥と言いながら、少し拾ってます。ごめんなさい。

高田みどり、橋本一子、どくとる梅津DIVA、小杉武久、タージ・マハル旅行団、近藤譲、高橋鮎生、高橋悠治、メルツバウ、高柳昌行、阿部薫、J・A・シーザー

ちょい前に「レコード・コレクターズ」8月号が「日本のロック/フォーク」を特集していて、あちらは60~70年代で切ってるんですね。するとYMOが出てきたところで切れて、なんとゆーか、すごく座りがいい。完結した世界になる。それを「ビート・サウンド」では80年代まで引っ張っているので、本当はもっと割り切れない居心地の悪さ(「現在」に通じてしまうことによる)みたいなものが出てくるかなと思ったのですが。あんまり、そうはなりませんでしたね。枚数的には50選の中で19枚が80年代なんで、80年代を軽視しているわけでは全然ないんですけど。

個人的には、80年代初めは、京都ゼロ・レコード周辺の「サウンド的にはパンクじゃないけど、精神的姿勢はすごいパンク」というところに魅せられていたのがわかって、興味深かったです。う~む。

それと総論で書いたのですが、やはり自分のルーツは子どもの頃にTVから聞こえてきたアニメやドラマの音楽にあるなーと再確認できたのも収穫ですね。「狼少年ケン」とか「ジャングル大帝」とか「悪魔くん」とか「ウルトラQ」とか「ウルトラセブン」とか。「サンダーバード」や「謎の円盤UFO」がブリティッシュ好きにつながった気もするし。


それでは武田昭彦編集長からの内容紹介をどーぞ。
■巻頭特集「音のチカラ」
No.16の巻頭特集は「音のチカラ」と題し、1960年~1989年までのジャパニーズ・ロック&ポップスの厳選ディスク・ベスト50+αをお届けします。はっぴいえんど、山下達郎、細野晴臣、荒井由実、矢野顕子、加藤和彦らの作品を、伊藤隆剛、小林慎一郎、土橋一夫、福島恵一、湯浅学の各氏が改めて耳を傾け、「音のチカラ」を追体験できる作品の魅力について言及しています。エンジニア・インタビューは1970年代東芝EMIに在籍中、邦楽の音を変えた行方洋一、また80年代にミキサーとして腕を奮っていた菊地功の両名にスポットを当てました。
■オーディオ特集は、「デジタルファイル・ミュージック」と「デジタルファイル時代のアナログ盤再生」の2本立て
オーディオ特集は、「デジタルファイル・ミュージック」と「デジタルファイル時代のアナログ盤再生」の2本立て。前者ではiPadの音楽再生ツールとしての活用法から、USB付スピーカーやプリメインアンプの紹介、さらにUSBケーブル8ブランド9機種レビューなどをお届けします。「デジタルファイル時代のアナログ盤再生」ではバンバンバザールの福島康之さんとカセットコンロスのワダマコトさんのアナログレコード放談、さらにUSB付レコードプレーヤー7機種をレビューしています。
■連載「買わないことには始まらない」
片岡義男さんの連載「買わないことには始まらない」でパッケージメディアの魅力を再認識していただく一方で、パッケージと音楽配信が共存する音楽シーンのいまを知るコラムで音楽を全方位的に定点観測。すべての音源を分け隔てなくエンジョイするのが『ビートサウンド』流です。


前号のプログレ特集より、
描き込まれているジャケットの数が
ちょっと少なくなっているのが悲しいかも。

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執筆活動 | 22:28:32 | トラックバック(0) | コメント(0)
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